平行世界

眠るという行為は平行世界の自分たちと記憶の同期・整理を行う行為であり、夢はその際に他の自分の行動や思い出を観ているだけである。

2014/05/27

ぽるぽる君が夢に出てきた。夢に出てきた人については諸説あるけれども、僕はお互いが会いたいと思ったときに夢に出てくる説を取ってるから、きっとそういうことだ。

 

寝る前にWOTをやってたからか、夢の世界の方でも仮想世界で戦争ごっこみたいなことをしていた。で、ウチのチームにぽるぽる君がいたというわけである。ちなみに戦争ごっこといってもわりとシビアな感じで、敵味方がお互いにスパイを送りこんだり、敵の使者と称して交渉をしたり、いろいろ面白い感じだった。あぁ、そういえば戦車で戦ってはいたのだれど、雰囲気自体はどちらかというと日本の戦国時代の様相を呈していたような気がする。

ウチのチームの大将は織田信長みたいなめっちゃ恐い人だったんだけど、ぽるぽる君はチームの軍師だった。大将に怒られながらも「はっはっはっ」って感じでいろいろ作戦を考えて実行していく。ちなみに僕は普通に副将みたいな立ち位置だった。

決戦みたいな日の前日になって、彼が突然「模擬戦をしましょう」とか言いだして、敵のチームをそのまま連れてきて模擬戦を始めた。ウチのチームの古参兵みたいな人たちは、「せっかく練り上げた作戦がふいになってしまうではないか!」ってめっちゃ反対してたんだけど、彼は「まぁいいじゃないですか~ せっかく考えたんだし!」って言ってそのまま模擬戦を続けてた。

で、夜になって、どうして模擬戦をやったのかを彼に訊いたんだけど… 答えがなんだったか覚えていない…たしか、「こっちが練り上げた作戦を存分に使うことで相手も今まで考えてきた作戦を使うしかなく、どちらもお互いの手の内が分かってしまって、結局この一晩で考えた作戦しか取れなくなる」「そうなったら僕の考えた作戦の方が相手を上回るに決まってますよ」とかそんなんだったような。ほんまか。

 

そっから次の日のことが大体飛んでしまって、夕方ぐらいになる。ぽるぽる君が軽装車で走っていて、後ろから撃たれてるんだけど、なんとか持ちこたえながら研究所みたいなとこに辿り着く。MISSIONみたいなのを受けてて、内容は「研究所内部のサーバのスイチイを押して復旧させる」というもの。軽装車のHPが残り14%ぐらいのところでなんとか車から飛び出して、そのまま研究所に転がり込む。よくある映画のワンシーンみたいに、くるくる転がりながら、そのままガラス戸を突き破って中に入り込んだ。サーバがある部屋には鍵がかかっていて、鍵を探している間にどんどん敵の車の音が近づいてくる。鍵は掃除用具入れみたいなやつの中に入っていて(何故かよくあるゲームのアイテムみたいに、青く光ってた)、それを掴んで部屋に入って、マシンのスイッチを押しつつ、「あっ 部屋のドアの鍵を閉めてない…っ!」って思ってドアに突進したんだけど、その瞬間バーンとドアが開いて、「ああっ…くそっ 間に合わなかったか…!」って思ったんだけど、サーバの復活の方がドアが開くよりも一瞬早かったみたいで、「ふふん、合格だ」とか敵の大将みたいな人に言われたところで目が覚めた。